スタートアップのすゝめ〜CyberZの基礎力UP研修に感動して〜


新卒でサイバーエージェントグループ小会社のサイキャストにおります久慈秀斗と申します。

初めましての方はよろしくお願いいたします。

本日はCyberZの基礎力UP講座ASAKAZにお邪魔させていただきました。


お伝えしたい点は二点。

①この研修、取り組みとして素晴らしい点

②スタートアップ配属でも基礎力どうにかなるんじゃないかという話

とその前に.....

ASAKAZとは??

CyberZ人事山本さんより

基礎力向上・生産性向上を目的に『ASAKAZ(アサカツ)』という取り組みをZ人事主導で開始しました!(名前には「Z」の文字を入れてみました)
週1回・朝の時間帯・30分間で、エクセル・ppt・メール・社内ツール・マナー・ショートカットなどなどの基礎的な内容を実施していく予定です。

ということです。


新卒でスタートアップに入ると基礎力の部分が自分でどうにかしない限り疎かになることを課題視してたのでどう勉強しようかと悩んでいました...

そんな中上記リンクの山本さんの投稿を拝見しまして、「ぴったり!」ということで参加させていただく運びとなりました。非常に助かります。この場をかりて山本さん本当にありがとうございます!

ワークの内容は第一回、第二回共にエクセルをメインにした実践→やり方の説明でした。

内容というよりはこの取組自体が素晴らしいなと思った点を学びとして不躾ながら記載します。

(私、人事の勉強会コミュニティを運営しているものなので、育成や研修制度はカバーすべき範囲なので...)



①この研修、取り組みとして素晴らしい点

「30分」で実践→理解までできる点

普通こういった基礎力UPって本読んどいてねで終わるのが普通です。しかしエクセルの本って網羅性が高いが上に使わない情報も結構多いんです。その一方、エッセンスだけを学べる。

参加者の通常業務に負担をできるだけかけないという山本さんのご配慮の賜物だと思います。

・基礎力UPではあるが実践である

矛盾しているようですが、講座で使うのがCyberZ実際の業務でつかっているRAWデータであるということ。これによって基礎でありながら、本当に必要であるということを実感できるとともに、終わった後から業務にいかせます。

・まず実技で自分の足りないところに気づける

最初に実技があるので、全くできない自分に気づきます。この講座に対して参加する人がより真剣に聞く動機づけになりますし、分からない点がなんなのか明確になります。

説明→実践ではなく

実践→説明の順序がものすごく秀逸だなと感じました。


②スタートアップ配属でも基礎力どうにかなるんじゃないかという話

これは内定者や、スタートアップに所属する同期に向けてがメインの発信です。こちらがすゝめのニュアンスの部分です。

スタートアップはメリットばかりだと感じていますが、デメリットもあります。

大きいデメリットの一つにビジネス基礎力がつかないということです。これは大きい組織と対比してという意味合いです。

ここを危惧してる内定者の方多いのではないでしょうか。

まずスタートアップに基礎力がつきにくい理由は下記にあると思います。

組織の規模という視点で考えてみてください。

・教える人的余裕がそもそもない

*これは即戦力を求められるスタートアップでは至極当たり前のことなので省略

・心理的、時間的リソースを基礎力にさけない

個人の心の持ちようであるとはいえ、1人で経理、営業、採用など仕事が細分化されていないのがスタートアップ。基礎力の前に目の前の様々な仕事を下手でもこなさなくてはならない。学ぼうにも重要度の高い仕事が舞い込んでくるというのが実情です。慣れない仕事ばかりなので一般論として大組織より業務時間が増えます。


・スタートアップ=広く浅く

・大きい組織=狭く深く

の経験、知識を得るので結局、自分にとっての機会費用の概念がどうなるのかの話で、トレードオフなのです。


ここまで自分の実感値と一般論としてスタートアップは基礎力つかないよとはっきり書きました。これは事実です。

しかしながらサイバーエージェントグループというくくりでみれば別の捉え方があります。

最近、業務の都合上スタートアップ経営者の方とお話をするたびに感じるのですがサイバーエージェントのスタートアップは厳しい言葉で言えば「温室育ち」です。経理にしても労務にしても本社機能の方が手厚いサポートをしてくれます。


このASAKAZもそうです。本当にためになります。

少しでもアンテナを高くしていればこういった機会がいくらでもあります。ここまで恵まれているスタートアップは日本に絶対にないです。VCまでもがグループにあるんです。

本当に素敵な機会に溢れています。


なぜ安定して基礎力のつく歴史ある日本企業ではなく、サイバーエージェントという会社に入ったのか


「挑戦と安心がセット」

またなぜこの言葉があるのか。

もっと大きい所にリスクをとって、チャレンジしないとスタートアップである意義がなく、やりがいもない。もう一度考え直す貴重な機会となりました。



いつも長くなってしまうな、、、

以上

もしスタートアップ配属なやんでるよーーっていう内定者の方とかいれば下記からメッセください。久慈なりの意見をお話できるかと思います。

久慈Facebook



0コメント

  • 1000 / 1000

*Amazonアソシエイトを利用しているものがあります。